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瓦葺師の手で甦る暮らしの温もり
 
瓦を葺く以上の仕事を任せられる職人を育てていきたい
 
坪井利三郎商店 代表取締役 坪井進悟
 
坪井利三郎商店 代表取締役 坪井進悟 当社では一世紀以上に渡り社寺仏閣の屋根施工を手掛けてまいりました。現在の平板瓦が主流の一般住宅では少ない経験しか積んでいない職人でも施工を手掛けることが出来ますが、昔からの和型の屋根、特に社寺仏閣の屋根となるとそうはいきません。

そこで当社では明治35年の創業以来ずっと自社で職人を育成してきました。瓦を葺く職人の場合、仕事をするのは当然屋根の上ということになるので非常に過酷な環境下での仕事となります。その過酷さと昔ながらの「仕事は見て盗め」という職人気質な発想ではどうしても今の若い人達には、生涯の仕事として受け入れられにくいというのも事実です。
しかし毎年数十ケ寺の堂宮を手掛け業界でもトップクラスの実績を誇る当社の場合、「どうしても堂宮の仕事をしてみたい」とあこがれる若者が門を叩いてくれています。

当社ではそのような夢溢れる若者が仕事を続け、一人前の「瓦葺き師」として堂宮の屋根が施工できるようにバックアップする独自の制度を設けてまいりました。

そのお陰で業界全体の職人の平均年齢が五十代といわれるこの業界において、当社ではこの道何十年という親方を含め三十代の前半という数字を誇っています。

当社では実際に屋根の上で働く職人のことを「ルーファー」と呼んでいます。
ルーファーとは、職人の技術力を正当に評価するためにドイツのマイスター制度を参考に、当社で独自に考案した職務等級制度のことを指します。

「あいさつが出来る、規則が守れる」という日常的な事項から始まり、「建築の専門家に全国トップクラスの屋根葺き師として評価される」等、126項目の基準があり、年に2回の昇格考課の際には、それぞれの項目について判定し、その基準を一つ一つクリアーしていくことで等級が上がっていきます。
   
一番下の「ヘルプルーファー(1〜3等級)」から始まり、次の位にあたる「サブルーファー(1〜2等級)」、そして最高位の「メインルーファー(1〜7等級)」と計12の等級に区分され、数字が大きいほどランクが高くなるという仕組みをとっています。
現在の当社の最高位にあたる久保もメインルーファー4等級。5等級から上のルーファーは未だ誕生していません。
ルーファー制度階級図
ルーファー制度階級図
5等級以上を目指すルーファーは単に職人として優秀なだけではなく、瓦を葺く以上の仕事を任せられる者でなければならない。言われた仕事を確実にこなせるだけではなく、こうしたら施工の効率が向上するとか、こうした方がより良い仕事が出来るとか改善提案できるような、職人でありながらも経営の意識を持つようになってもらいたいと思います。

ルーファーもドイツのマイスター同様指導的な立場の人間として周りからも尊敬されるような地位や名誉を有する職業として、これからの若い人達があこがれるような存在になってくれることを願っています。
 
メインルーファー(匠)の紹介
写真をクリックすると各ルーファーの詳細がご覧になれます。
久保 健一 河口 政幸 岸根 正巳
     
浅井 洋孝    
     
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